〔東京株式〕戻り歩調=様子見姿勢も(30日後場中盤)

AI要約

日経平均株価は様子見姿勢が強まり、買いが手控えられるムードが広がりつつある。日米の金融政策会合や決算発表を控えている中、ファーストリテなどの下落幅が縮小し、日経平均は高値を更新し前日終値近辺に戻りつつある。

後場に入り、日経平均株価はやや下げ幅を縮小しつつ、前日の上昇の反動による売りが優勢となっている。幅広い銘柄が売られており、様子見姿勢が強まっている状況だ。

前引け時点で、日経平均株価は前日比367円39銭安で終了。米国市場の様子見が影響し、東京市場でも買いが集まらず利益確定売りが目立った。業種別株価指数では鉱業や機械などが下落し、売買代金は1兆7431億円となっている。

 (14時02分)日米の金融政策会合や本格化する決算発表を控え、様子見姿勢が強まり買いを手控えるムードが広がっている。日経平均株価は後場に入り戻り歩調となっている。前場の下げを主導したファーストリテ <9983> の下落幅が縮小しており、日経平均はきょうの高値を更新し前日終値近辺に近づいている。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は、前日比278円99銭安の3万8189円64銭と前場終値からやや下げ幅を縮小して始まった。前場の流れを引き継ぎ、様子見姿勢が強まる中で前日上昇の反動による下げが優勢となり幅広い銘柄が売られている。

 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価の取引は、前日比367円39銭安の3万8101円24銭と反落して終了した。前日の米株式市場が様子見姿勢からまちまちとなり、東京市場でも材料難の中で買いが集まらず前日の大幅上昇に対する利益確定売りに押された。東証株価指数(TOPIX)は、23.97ポイント安の2735.70。

 83%の銘柄が値下がりし、15%が値上がりした。出来高は7億6077万株、売買代金は1兆7431億円。

 業種別株価指数(33業種)は鉱業、機械、銀行業などが下落。上昇は輸送用機器と不動産業の2業種のみ。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は反落。出来高2億0491万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに下落。

 (10時00分)日経平均株価は寄り付き後に一時前日比300円超下落したものの、その後は下げ幅を縮小。安値圏でもみ合う展開となっている。ファーストリテ <9983> 、東エレク <8035> 、ソフトバンクG <9984> といった値がさ株が下げを主導。一方で不動産株や自動車株などが上昇している。

 (寄り付き)日経平均株価の取引は、前日比227円28銭安の3万8241円35銭で始まった。前日の大幅高に対する利食い売りで幅広い銘柄で売りが先行している。