印電動二輪オラ、1株72―76ルピーでIPO実施へ

AI要約

オラ・エレクトリックは8月1日から6日にかけて、株式公開(IPO)を実施する。株式時価総額は約7億4000万ドルで、インド最大の電動二輪車メーカーとして初のIPOとなる。

IPOでは新株6億6000万ドル相当を発行し、既存株主がさらに8000万ドルを売り出す。投資家として複数のインドのミューチュアルファンドが参加する見通し。

公開株の10%は個人投資家に振り向けられ、調達した資金は設備投資や研究開発に充てられる。

Aditya Kalra

[ニューデリー 29日 ロイター] - インドの電動二輪車メーカー、オラ・エレクトリックは8月1日から6日にかけて、1株72―76ルピー(0.86―0.91ドル)で新規株式公開(IPO)を実施する。同社が29日付のファイナンシャル・エクスプレス紙に出した広告で明らかになった。

オラはソフトバンクグループの出資を受けるインド最大の電動二輪車メーカー。株式時価総額は7億4000万ドル前後と、今年に入ってインドで実施されるIPOの中で最大級となる見通し。また、インドの電気自動車(EV)メーカーとして初のIPOとなる。

IPOでは新株6億6000万ドル相当を発行するほか、既存株主が約8000万ドルを売り出す見通しだ。

ロイターは29日、フィデリティー、ノムラ、ノルゲス・バンクの他、複数のインドのミューチュアルファンドがIPOで投資する見通しだと報じた。

新聞広告によると、公開株の10%は個人投資家に振り向けられる。調達した資金は設備投資や研究開発に充てられる。