メカドック風見、最初のシンボルカー【1】400psの最高出力を叩き出すセリカXX

AI要約

メカドックがセリカXXをカスタマイズしてキャノンボールトライアルに出場し、400psのパワーを誇る

初代はラグジュアリー重視だったが、2代目はスポーティーな性格が与えられたセリカXX

技術的なスペックや性能、スペックなどが詳細に記載されている(ps、トルク、サスペンションなど)

メカドック風見、最初のシンボルカー【1】400psの最高出力を叩き出すセリカXX

【トヨタ セリカXX 2000GT ツインカム24 メカドック仕様 Vol.1】

雑誌「モータージャンプ」主催のキャノンボールトライアルに出場するために、メカドックが最初のシンボル・カーとして選んだのがセリカXXだった。5M-G型エンジンは、ボアアップするとともにツインターボ化し、パワーインジェクターやニトロキットも装備。

これらにより、最高出力はノーマルの倍以上となる400psを達成。また、ストーリー中の台詞からエンジンのパワーアップだけでなく、ブレーキにも手が入れられていることが読み取れる。そして、レーシングワタナベ・渡辺俊光、チャンプ・那智渡という強敵とバトルを繰り広げ、最終的に2位でフィニッシュしたのだ。

1978年に、セリカの上級車種として登場したセリカXX。初代はセリカのフロント部分を延長して6気筒エンジンを押し込んだラグジュアリースペシャリティーカーだったが、81年にリリースされた2代目A60は初代のコンセプトが同年にデビューした初代ソアラに引き継がれたため、よりスポーティーな性格が与えられた。

セリカXX 2000GT ツインカム24(GA61)

全長×全幅×全高(mm) 4660×1685×1315

ホイールベース(mm)  2615

トレッド前/後(mm) 1425/1385

車両重量(kg)  1210

エンジン型式  1G-GEU型

エンジン種類 直列6気筒DOHC

総排気量(cc) 1988

ボア×ストローク(mm) 75.0×75.0

圧縮比9.1:1

最高出力(ps/rpm) 160/6400

最大トルク(kg-m/rpm) 18.5/5200

変速比 1速3.566/2速2.056/3速1.384/

4速1.000/5速0.850/後退4.091

最終減速比 4.300

ステアリング ラック&ピニオン

サスペンション前/後 ストラット/セミトレーリングアーム

ブレーキ ベンチレーテッドディスク(前後とも)

タイヤ 195/70R14(前後とも)

発売当時価格 214.2万円

初出:ハチマルヒーロー vol.044 2017年11月号

(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)