アルプスの峠の名を冠した「アドベンチャーバイク」は日常の移動も快適! モト・グッツィの新モデルは“スポーティなライディング”も楽しめます
モト・グッツィから新型アドベンチャーバイク「ステルビオ」が登場。2024年8月頃より出荷予定。
最新テクノロジーを搭載したモデルで、排気量1042ccのVツインエンジンやシャフトドライブ方式を採用。
価格は242万円で、ステルビオ峠にちなんだカラーの「バルカンブラック」が展開される。
1921年に誕生したイタリア最古のモーターサイクルブランドであるモト・グッツィから、最先端テクノロジーを満載した新型アドベンチャーバイク「ステルビオ」が登場。2024年8月頃より順次出荷予定となっています。
新モデルの特徴について、ピアッジオグループジャパンのPR/マーケティング部・河野僚太さんは次のように話します。
「2021年に創立100周年という節目を迎えたモト・グッツィは、2022年に完全にゼロから考案・設計し、画期的な技術的進歩を見せた新しい水冷縦置きVツインエンジンなど、最新テクノロジーを満載した『V100 マンデッロ』を発表しました。
この現代的なテクノロジーに基づいたモデルの第2章となるのが新型『ステルビオ』。伝説的な48のつづら折りのカーブをとおり、ふたつの谷を結ぶ有名なアルプスの峠にちなんで名づけられました」
アルプスで最も有名なステルビオ峠の名を復活させた注目モデルで、カラーはマット仕上げの黒とグレーの組み合わせを主体に、タンクとサイドパネルにイエローのアクセントが施された“バルカンブラック”が展開されます。
●あらゆるシーンで優れた性能を発揮するように設計
洗練された独創的なデザインが魅力的な新型「ステルビオ」は、このクラスでは数少ないシャフトドライブ方式を採用。電動で高さ調整可能なウィンドスクリーンも備えたツーリングモーターサイクルです。
エンジンは排気量1042ccの90度縦置きVツインエンジン。最高出力は115hp/8700rpm、最大トルクは105Nm/6750rpmを発生。なかでも最大トルクは、わずか3500rpmでその82%を発生します。
サスペンションシステムは「ステルビオ」専用にチューニングされており、スポーティでエキサイティングなライディング体験を提供するだけでなく、ロングツーリングに必要な快適性と荒れた地形での信頼性の高い接地感をもたらします。
そして、シート高830mmとゆったりとしたサイズのシートがもたらす十分な快適性と、背中をまっすぐに保ち、足をわずかに曲げたライディングポジションにより、快適なツーリング姿勢を保つことが可能。中央部分が細くなったシートは、停止状態で両足を地面に接地させやすく、安定したバランスを保ちます。
また、路面に対するバイクの向きを識別する6軸慣性プラットフォームを含む最先端のエレクトロニクスパッケージを採用。これにより、コーナリングABSの性能を最大限に活用し、路上での安全性を確保します。
加えて、さまざまな情報を表示する5インチのカラーTFTメーターパネルを標準装備するほか、デイタイムランニングライトを備えたフルLEDライティングシステムや、車体が傾斜している際にコーナーの内側を照らして視認性を向上させるコーナリングライトシステム、メーターパネル横のUSBポートなども備えています。
●製品仕様
・価格(消費税込):242万円
・カラー:バルカンブラック
・サイズ:全長2195×全幅945mm
・ホイールベース:1520mm
・シート高:830mm
・車両重量:246kg(燃料90%搭載時)
・エンジン:水冷縦置き90度V型2気筒DOHC4バルブ
・総排気量:1042cc
・最高出力:115hp/8700rpm
・最大トルク:105Nm/6750rpm
・燃料タンク容量:21リットル