ロイヤルエンフィールドが新型バイク「ゲリラ450」発表 スリムで軽快なネイキッドスポーツ

AI要約

ロイヤルエンフィールドが新型モーターサイクル「ゲリラ450」を発表。排気量450ccのロードスポーツモデルで、高いスポーツ性と扱いやすさを両立。

エンジンは452ccの水冷単気筒DOHC 4バルブで、パフォーマンスモードやエコモードなど複数のライディングモードを備える。シャシーは剛性ながら軽量コンパクトな設計で、フロントフォークとリンク式リアサスペンションが採用されている。

快適なライディングポジションや多彩なグレードが用意されており、2025年にアジア太平洋地域で発売予定。

ロイヤルエンフィールドが新型バイク「ゲリラ450」発表 スリムで軽快なネイキッドスポーツ

印ロイヤルエンフィールドは2024年7月17日(現地時間)、スペイン・バルセロナで新型モーターサイクル「ゲリラ450」を発表した。

ロイヤルエンフィールド・ゲリラ450は、排気量450ccクラスのエンジンを搭載したネイキッドスタイルのロードスポーツモデルであり、ロイヤルエンフィールドは「あらゆるキャリアの世界中のライダーがスポーツライディングの楽しさを再認識することができるモデル」と説明している。

プラットフォーム(エンジン/フレーム)には、アドベンチャーツアラー「ヒマラヤ450」と同じ「シェルパ450」を採用。スタイリングやエンジン、シャシーをロードスポーツモデルに適したキャラクターに仕上げることで、高いスポーツ性と日常的な扱いやすさ、快適性を高い次元でバランスさせたという。

具体的には、エンジンは排気量452ccの水冷単気筒DOHC 4バルブで、最高出力40PS/8000rpm、最大トルク40N・m/5500rpmを発生。高度な温度管理システムの採用により、熱帯から寒冷地、高所など、あらゆるコンディションで高いパフォーマンスを発揮するとしている。スロットルのコントロールは電子制御のバイ・ワイヤ式で、ライディングモードにはスロットルレスポンスや出力特性の異なる「パフォーマンスモード」「エコモード」を用意。6段のトランスミッションにはアシスト&スリッパークラッチを備えており、軽いクラッチ操作を実現するとともに高速クルージングの快適性の向上を図っている。

車両骨格はスチール製のツインスパーチューブラーフレームで、エンジンを剛体の一部として用いることで、高剛性ながら軽量コンパクトな設計を実現。足まわりはインナーチューブ径43mmのフロントフォークとリンク式リアサスペンションの組み合わせで、前後17インチのホイールともども軽快なハンドリングを重視したものとなっている。

ライダージオメトリーも快適性とスポーティーな走りの両立を図ったもので、低いシート高とミッドセットのフットペグにより、やや前傾した、自由度の高いアップライトなライディングポジションを実現。「ワインディングロードでのスポーツライディングはもちろん、混雑した街なかでのライディングでも、日々の相棒としても強い味方になる」とされている。

グレードは、コンベンショナルな機械式メーターを備えた「アナログ」、TFTディスプレイを備えた「ダッシュ」、TFTディスプレイに加えて多くの特別装備を備えた「フラッシュ」の3種類。カラーリングには「スモークシルバー」(アナログのみ)、「プラヤブラック」(アナログ/ダッシュ)、「ゴールドディップ」(ダッシュのみ)、「イエローリボン」(フラッシュのみ)、「ブラバブルー」(フラッシュのみ)の5種類が用意される。

発売については、日本を始めとするアジア太平洋地域では2025年の予定となっている。

(webCG)