エーザイ、認知症治療薬にEU当局が否定的見解

AI要約

エーザイは26日、共同開発したアルツハイマー型認知症治療薬「レカネマブ」について、EU当局が販売承認に否定的見解を採択したことを発表した。

EU当局は、レカネマブの有効性がリスクを上回るほど大きくないと判断し、承認を拒否した。

エーザイは再審議を請求し、早期の承認取得を目指している。

 エーザイ <4523> は26日、米医薬品大手バイオジェンと共同開発したアルツハイマー型認知症治療薬「レカネマブ」(商品名・レケンビ)について、欧州連合(EU)の当局が販売承認に対して否定的見解を採択したと発表した。レカネマブの有効性がリスクを上回るほど大きくないと判断されたため。同社は再審議を請求し、早期の承認取得を目指す考えだ。