アウディ、「A4」最新世代は「A5」へモデル名変更

AI要約

アウディAGは、A4をA5にモデル名変更し、EVと内燃エンジンモデルを区別する新しいネーミング戦略を導入する。

A5シリーズは、PPCプラットフォームを使用したモデルで、2.0 TFSIやV6 3.0 TFSIエンジンを搭載。

新しいA5ファミリーは2024年に発売予定で、先進的なMHEV plusテクノロジーを採用している。

アウディ、「A4」最新世代は「A5」へモデル名変更

 アウディAGは7月16日(現地時間)、長年のベストセラーモデル「A4」について、最新世代では「A5」へとモデル名を変更することを明らかにした。

 アウディでは、EV(電気自動車)用のPPE(プレミアム プラットフォーム エレクトリック)と、内燃エンジンモデル用のPPC(プレミアム プラットフォーム コンバッション)の2つのプラットフォームを展開する。

 モデルレンジの拡大に伴い、2024年よりモデルネームを再構築して、電動モデルと内燃エンジンモデルを名称の数字によって区別して、今後、偶数は電動モデルを、奇数は内燃エンジン搭載モデルを表すとしている。

「A5シリーズ」は、「A5」「S5」「A5 Avant」「S5 Avant」の4つの新しいバリエーションで提供され。これらのバージョンは、プレミアムプラットフォームコンバッション(PPC)を採用する初めてのモデルとなる。

 市場投入時のエンジンは、最高出力110kW(150PS)を発生する「2.0 TFSI」が搭載され、オプションにより、150kW(204PS)仕様の2.0 TFSIエンジンも選択可能。「S5」モデルには、270kW(367PS)を発生するV型6気筒 3.0リッターのTFSIエンジンを搭載。いずれも48VのMHEV plusシステムが採用される。

 新しいモデルファミリーについて、アウディAG CEOのゲルノート デルナー(Gernot Döllner)氏は「全電動ポートフォリオの拡大と並行して、効率的な内燃エンジンを搭載した新世代のモデルを導入します。A5ファミリーは、そのアスレチックなデザイン、まったく新しいインテリア、そして将来性のある電子アーキテクチャーを備えた最初のモデルとなります。高度なMHEV plusテクノロジーにより、部分的な電動走行が可能となり、さらに効率的な運転が実現します」とコメントしている。

 新しいA5ファミリーは、2024年7月からドイツで注文可能。「A5」「S5」は、ドイツ本国やヨーロッパ諸国では11月に発売される。