7月東京区部物価、2.2%上昇 電気・ガス代値上がり、総務省

AI要約

総務省が26日発表した7月の東京都区部の消費者物価指数は107.4となり、前年同月比2.2%上昇。伸び率は6月より拡大し、電気とガスの料金が値上がりした要因となった。

生鮮食品を除く食料は2.6%上昇しており、東京都区部の指数は全国の物価動向を先行する重要な先行指標である。

政府の補助金終了に伴い電気とガス料金が上昇し、食料も値上がり傾向であることが7月の消費者物価指数から読み取れる。

 総務省が26日発表した7月の東京都区部の生鮮食品を除く消費者物価指数(中旬速報値、2020年=100)は107.4となり、前年同月比2.2%上昇した。伸び率は6月の2.1%から拡大した。電気とガスの料金が、政府の補助金がいったん終了したことで値上がりしたのが大きかった。

 生鮮食品を除く食料は2.6%の上昇だった。

 東京都区部の指数は、全国の物価動向の先行指標となる。