為替介入、まれな「例外的な状況」のみに容認=米財務長官

AI要約

イエレン米財務長官は外国為替市場への介入は例外的な状況のみに、まれに実施されるべきと述べた。

イエレン氏はG20財務相・中央銀行総裁会議で市場で決まる為替レートを重視していることを強調。

主要7カ国は市場で決定される為替レートを守ることを確約し、市場介入は過度の変動がある場合にのみ行うべきだと述べた。

為替介入、まれな「例外的な状況」のみに容認=米財務長官

[リオデジャネイロ 25日 ロイター] - イエレン米財務長官は25日、外国為替市場への介入は例外的な状況のみに、まれに実施されるべき考えを示した。

イエレン氏は20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれているブラジルのリオデジャネイロで行った記者会見で、経済のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を反映した、市場で決まる為替レートを信じていると言及。

「主要7カ国(G7)は市場で決定される為替レートを維持すると確約している。市場介入はパートナー国と協議した上で、過度の変動があると判断される場合にのみ、まれに行うべきだ」と語った。