廣末ビットバンク社長:暗号資産、年末にかけ活況に期待

AI要約

ビットバンクは暗号資産業界や相場動向についての説明会を開きました。2024年後半の市場について、業界規制の強化が進む一方、米FRBの政策金利引き下げなどのポジティブな材料もあり、年末に活況化が期待されています。

廣末紀之社長はDMMビットコインの大規模流出を契機に規制の強化が進むと述べました。一方で、米FRBの政策金利引き下げが市場にポジティブな影響を与える可能性も示唆されました。

市場の活況化に期待が高まっており、暗号資産業界の今後の展望が注目されています。

 暗号資産(仮想通貨)交換業者のビットバンク(東京)は24日、メディア関係者を対象に暗号資産業界や相場動向についての説明会を開いた。廣末紀之社長は2024年後半の市場について、「DMMビットコインで発生した約482億円相当の大規模流出を契機に、これまでの業界規制の緩和機運がやや後退し、強化される方向になるのは不可避だ。しかし9月に見込まれる米連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利引き下げなどのポジティブな材料もある」と述べ、年末にかけて市場の活況化に期待を示した。