米TI、第2四半期利益が予想上回る 安定的な半導体需要で

AI要約

米半導体大手テキサス・インスツルメンツ(TI)が第2・四半期決算を発表し、利益が市場予想を上回った。需要が安定していたことを受けて株価は4%上昇した。

第2・四半期の1株利益は市場予想を上回り、第3・四半期の売上高予想は市場予想に一致した。

また、粗利益は予想を上回り、フリーキャッシュフローや設備投資も市場予想より良い結果を示した。

米TI、第2四半期利益が予想上回る 安定的な半導体需要で

[23日 ロイター] - 米半導体大手テキサス・インスツルメンツ(TI)が23日に発表した第2・四半期決算(6月30日まで)は利益が市場予想を上回った。家電製品向けの半導体需要などが安定的だったことを受けた。

株価は引け後の時間外取引で4%上昇した。

第2・四半期の1株利益は1.22ドル。市場予想平均は1.16ドルだった。

第3・四半期の売上高予想中央値は41億ドルと、市場予想に一致した。

第2・四半期の粗利益は31.6%増の22億1000万ドルと予想の21億8000万ドルを上回った。

第2・四半期のフリーキャッシュフローは5億0700万ドル。市場予想は4億6180万ドルだった。一方、設備投資は10億6000万ドルと予想の12億5000万ドルを下回った。