〔東京株式〕安値もみ合い=東エレクなど下げ(22日後場中盤)

AI要約

日経平均株価は安値圏でのもみ合いが続いており、半導体株が主導して株価を押し下げている。米政権の対中輸出規制強化方針の影響が消化しきれていないとの声もある。

後場では引き続き半導体株や海運株が下げを主導し、軟調な展開が続いている。

前引け時点で日経平均株価は大幅安となり、値がさの半導体株などが下げを主導した。TOPIXも下落し、売買代金は1兆6847億円に達した。

 (14時00分)日経平均株価は後場に入り一時前週末比500円超安の3万9500円台前半まで値を下げるなど安値圏でのもみ合いが続いている。前場からの流れを引き継ぎ、東エレク <8035> 、アドバンテス <6857> などの値がさ半導体株が主導し株価を押し下げている。市場関係者からは「米政権の対中輸出規制強化方針の影響が消化しきれていない」(中堅証券)との声が聞かれた。

 (後場寄り)日経平均株価の午後の取引は、前週末比392円41銭安の3万9671円38銭で始まった。前場の流れを引き継ぎ半導体株や海運株が下げを主導し、軟調な展開となっている。

 (前引け)【プライム】日経平均株価は前週末比469円98銭安の3万9593円81銭と大幅安となり午前の取引を終了した。前週末の米国株が下落した流れを引き継ぎ、値がさの半導体株などが下げを主導した。東証株価指数(TOPIX)は、29.83ポイント安の2831.00で終了した。

 79%の銘柄が値下がりし、19%が値上がりした。出来高は7億0682万株、売買代金は1兆6847億円。

 業種別株価指数(33業種)は精密機器、海運業、電気機器などが下落。水産・農林業、陸運業、パルプ・紙などが上昇した。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は続落。出来高は2億0599万株。

 【グロース】グロース250、グロースCoreはともに大幅安。

 (10時10分)日経平均株価は、寄り付き後に下げ幅を拡大している。前週末の米株市場で半導体株が下落した流れを受けて、東京市場でも値がさの半導体株が大きく売られている。またバイデン米大統領の大統領選からの撤退表明で、不透明感が拡大。「トランプトレードで買われた銘柄が売られているようだ」(中堅証券)との声もあった。

 (寄り付き)日経平均株価は前週末比115円84銭安の3万9947円95銭と続落して始まった。前週末の米主要株価がそろって下落した流れを引き継いだ。半導体株の一角や自動車株などが売られている。