ステンレス鋼板 4月受注19%増 22年以来の高水準

AI要約

4月のステンレス鋼板用途別受注統計によると、内需は前年同月比18・9%増の6万8826トン、輸出は19・5%増の2万1205トン、内需と輸出の合計は19・0%増の9万31トンに達し、需要家の在庫調整が一区切りついたこと、一部分野で需要増に転じたことが明らかになった。

この成績は2022年6月以来の高水準であり、内需と輸出の両方が増加傾向にある。需要家の動向に加えて、一部分野での需要増加が貢献しており、回復基調が続いているとみられる。

ステンレス鋼板の需要は一段と活発化しており、市場全体が持ち直している兆候が見られる。今後も需要の拡大が期待される状況である。

 ステンレス協会が発表した4月のステンレス鋼板用途別受注統計によると、内需は前年同月比18・9%増(前月比3・9%増)の6万8826トン、輸出は19・5%増(6・0%増)の2万1205トン、内需と輸出の合計は19・0%増(4・4%増)の9万31トンと2022年6月以来の高水準に達した。需要家の在庫調整に一区切りついたほか、一部分野で需要増に転じ、回復基調にある。