節約のために週2回食べていた1000円ランチを500円のメニューに変えようと思っています。週1回に回数を減らすのとどちらがお得ですか?

AI要約

物価高が続く昨今、外食費の節約について考える必要がある。

外食費を抑えるための具体的な方法として、1週間に2回の1000円ランチを500円に変えることで、節約効果が得られる。

外食費の平均支出額や推奨する収入水準も示されており、食費全体の予算内に収めることが重要である。

節約のために週2回食べていた1000円ランチを500円のメニューに変えようと思っています。週1回に回数を減らすのとどちらがお得ですか?

物価高が続く昨今、日々の外食にも気を遣っている方も珍しくありません。外食の費用はお店によって大きく異なるものですが、具体的にどれくらい費用を抑えればよいのか悩んでいる方も多いでしょう。

とくに忙しい社会人ですと、すべて自炊することも難しいのではないでしょうか。本記事では、全国世帯における外食支出の平均と、食費のうち外食費をどれくらいの割合に抑えるべきかについて解説します。

今回のケースは、1週間に2回の1000円ランチを500円に変えた場合と、週1回に抑えた場合は節約効果が同じです。1週間に2回500円ランチを食べた場合の支出は1000円、1週間に1回1000円ランチを食べた場合の支出も1000円です。

どちらも当初の2000円の支出の半額に抑えられ、月間なら4000円、年間なら5万2000円の節約につながります。

外食に使う金額は個人の経済事情や生活環境によって異なりますが、総務省統計局が実施する「家計調査」によると、2023年の平均外食費は表1の通りでした。

【表1】

総務省統計局の調査結果を基に筆者が作成

外食費にかけている費用は、年収が高いほどあがる傾向にあると分かります。なお、表1の金額を1ヶ月分に分けた金額は、表2の通りです。

【表2】

総務省統計局の調査結果を基に筆者が作成

表2を1週間に2回1000円ランチを食べた場合の支出8000円と比較してみると、単身世帯で年収200万円以上、二人以上の世帯なら年収300万円以上が目安だとわかります。

また、1ヶ月のランチ費用が4000円の場合、年収が200万円未満で平均的といえるでしょう。

■1ヶ月4000円なら食費の総支出が3万3000~5万7000円あれば十分

同資料における食費の総支出のうち、外食費が占める割合は単身世帯でおよそ12~36%、二人以上の世帯でおよそ7~14%でした。全体の平均で見てみると、外食費用を抑えている方が多いようです。

今回のケースでは外食費が1ヶ月分あたり4000円なため、単身世帯なら食費の予算が3万3000円、二人以上の世帯なら5万7000円あれば平均的といえるでしょう。