次世代車へトヨタグループで連携 ジェイテクト社長、SDVに注力

AI要約

新社長の近藤禎人氏が、ジェイテクトのトヨタ自動車系部品メーカーとしての将来ビジョンを語る。

次世代車「SDV」に注力し、他社との連携で開発を進める計画を示す。

SDVの進化と開発競争において、トヨタグループとの協力が重要であることを強調。

 トヨタ自動車系の部品メーカー、ジェイテクトの社長に6月就任した近藤禎人氏(61)が16日までに共同通信などのインタビューに応じ、高度なソフトウエアを搭載した次世代車「SDV(ソフトウエア・デファインド・ビークル)」への対応に注力する考えを示した。トヨタグループのデンソーなどと各社の強みを持ち寄り、開発で連携する考えを示した。

 SDVは電気自動車(EV)と相性が良く、インターネットを通じたソフトの更新で機能を向上させることができるため、世界で開発競争が進む。近藤氏は「1社ではできない」と述べ、グループ各社と既に協力の話を始めていると明らかにした。