円が上げ消す、パウエル議長発言後に一時1カ月ぶり高値に接近

AI要約

15日の外国為替市場で円が急上昇し、日中高値を付けたが、パウエルFRB議長の発言で急速に上げを消した。

円は157円19銭まで上昇し、6月17日以来の水準に達したが、移動平均を上回ってもすぐに下落した。

パウエル議長がインフレに関する自信を深めたと表明したことが円相場に影響を与えた。

(ブルームバーグ): ニューヨーク時間15日の外国為替市場で円がドルに対して一時0.4%上昇して日中高値を付けたが、急速に上げを消した。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が過去3回のインフレ指標で「自信を深めた」と発言した。

パウエルFRB議長、最近のデータでインフレに関する自信を深めた

円は一時1ドル=157円19銭と6月17日以来の水準に上昇し、55日移動平均の157円56銭を上回った。円は3月以降、同平均線を引けで上回ったことがない。

原題:Yen Pares Gains After Nearing One-Month High as Powell Speaks(抜粋)

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