米利下げ開始時期予想を9月に前倒し、米CPI受け=JPモルガン

AI要約

JPモルガンは6月の米消費者物価指数が予想より低かったことから、利下げ開始時期予想を11月から9月に前倒しした。

6月の消費者物価指数はマイナス0.1%となり、ディスインフレの復活が示された。

JPモルガンのエコノミストは、この結果が9月に行われる利下げに影響を与えると述べた。

米利下げ開始時期予想を9月に前倒し、米CPI受け=JPモルガン

[11日 ロイター] - JPモルガンは11日、6月の米消費者物価指数(CPI)を受け、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始時期予想を従来の11月から9月に前倒しした。

米労働省が11日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は、前月比でマイナス0.1%と予想外に下落した。前月比でマイナスになるのは2020年5月以来約4年ぶり。ディスインフレが確実に軌道に戻ったことが示された。

JPモルガンのエコノミスト、マイケル・フェロリ氏は、6月のCPIは「9月の1回目の利下げへの道を開く」とした。