米国債利回り急低下、6月CPIが予想以上に減速-利下げ観測強まる

AI要約

米国債利回りが急低下した理由として、6月の米消費者物価指数(CPI)がエコノミストの予想を下回り、米金融当局が年内に少なくとも2回の利下げを実施する可能性が高まったことが挙げられる。

利回りは全ての年限で低下し、2年債から10年債の利回りは少なくとも10ベーシスポイント(bp)下がった。

このことから、金融市場では利下げが不可避との見方が強まり、投資家たちはそれに追従した形だ。

(ブルームバーグ): 11日午前の米金融市場で米国債利回りが急低下。6月の米消費者物価指数(CPI)がエコノミストの予想以上に減速し、米金融当局が年内に少なくとも2回の利下げを実施するとの観測が強まった。

利回りはあらゆる年限で低下し、2年債から10年債の利回りは少なくとも10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げた。

米CPI、6月は広範囲に鈍化-利下げの論拠高まる

原題:Treasury Yields Tumble After June CPI Slows More Than Estimated(抜粋)

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