6月の企業物価は2.9%上昇 電気・ガス代値上がり

AI要約

日本の国内企業物価指数が前年同月比2.9%上昇の122.7となった。政府の補助金の縮小や電気代とガス代の値上がりが影響している。

企業物価指数は企業間取引される商品の価格水準を示し、消費者物価指数の先行指標とされる。

伸び率は5月から拡大し、経済動向に注目が集まっている。

 日銀が10日発表した6月の国内企業物価指数(2020年平均=100、速報)は前年同月比2.9%上昇の122.7だった。政府の補助金が縮小し、電気代とガス代が値上がりした。伸び率は5月の2.6%(改定値)から拡大した。

 企業物価指数は、企業間で取引される商品の価格水準を示す。家庭が購入するモノやサービスの価格動向を表す消費者物価指数の先行指標とされる。