米金利先物、9月利下げ確率約90%に上昇 CPI鈍化受け

AI要約

米金利先物市場で、9月に利下げが90%の確率で見込まれている。

6月の消費者物価指数が予想外にマイナスとなり、インフレ鈍化が懸念されている。

12月に追加利下げが行われる可能性が高く、年内に3回の利下げが見込まれている。

米金利先物、9月利下げ確率約90%に上昇 CPI鈍化受け

[11日 ロイター] - 11日の米金利先物市場で、連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げに踏み切る確率が90%に上昇した。

6月の消費者物価指数(CPI)が前月比でマイナス0.1%と予想外に減少し、インフレ鈍化が示唆されたことを受けた動き。

CPI発表前は70%程度の確率を織り込んでいた。

12月に2回目の追加利下げが実施されるという観測も高まった。年内に3回の利下げが実施される可能性も織り込まれたが、50対50には満たなかった。

次回の連邦公開市場委員会(FOMC)は7月30─31日に開催される。