米経済成長率、下期に2%近辺に鈍化 株価は横ばい=GSAM

AI要約

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント(GSAM)の幹部は、米経済成長率が今年下半期に2%程度に鈍化すると予想しており、株式指数は横ばいになる見通し。

GSAMのマルチセクター投資責任者は、経済は軟着陸するとの見解を示し、利下げが実施される可能性が高いと述べる。

利下げが開始されるのは9月以降で、金利が下がれば債券市場が恩恵を受ける見通し。

米経済成長率、下期に2%近辺に鈍化 株価は横ばい=GSAM

Suzanne McGee

[9日 ロイター] - ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント(GSAM)の幹部は9日、米経済成長率は今年下半期に2%程度に鈍化するとの予想を示した。企業利益の伸び悩みと政治を巡る不確実性により、株式指数はほぼ横ばいになるとした。

GSAMのマルチセクター投資責任者リンゼイ・ロスナー氏は、経済指標を踏まえると、米経済は「確実にソフトランディング(軟着陸)する」と予想。今年下半期に利下げが実施される可能性は「十分にある」と述べた。

利下げ開始は9月以降になるとした上で、四半期ごとに0.25%ポイントのペースで利下げが続く可能性があるとの見方を示し、金利が下れば債券市場が恩恵を受けると予想していると述べた。