トランプ氏の口止め料裁判、量刑言い渡し遅れる可能性-検事

AI要約

ニューヨーク州の裁判で、トランプ前大統領が不倫口止め料を不正に処理した罪に問われ、量刑言い渡しが遅れる可能性があると発表された。

前日には米最高裁が、トランプ氏の免責特権を認める判断を下し、別の事件での有罪評決の破棄について議論が続いている。

マンハッタン地区の検事は、トランプ氏の要求に応じて24日までに弁論を提出するよう要請している。

(ブルームバーグ): トランプ前米大統領が不倫口止め料を不正に処理した罪に問われたニューヨーク州の裁判について、事件を担当したマンハッタン地区の検事は、11日に予定されている量刑言い渡しが遅れる可能性があると述べた。

米連邦最高裁は前日、トランプ氏が2020年大統領選の結果を覆そうとしたとして起訴された事件を巡り、トランプ氏の免責特権を一部認める判断を下していた。

米最高裁、トランプ氏の免責特権を部分的に認める-公判開始に遅れ

2日の文書でマンハッタン地区の検事は、34件の重罪で受けた有罪評決を破棄すべきとのトランプ氏の要求については、24日までに弁論が裁判所にすべて提出されるべきだとした。

トランプ氏、口止め料裁判で有罪破棄目指す-最高裁の免責判断受け

原題:Trump’s July 11 Hush-Money Sentencing Can Be Delayed, DA Says(抜粋)

(c)2024 Bloomberg L.P.