路線価が全国平均3年連続で上昇 インバウンド消費回復など背景か ハガキ1枚分で約65万円の土地も
全国の路線価が3年連続で上昇し、銀座の中心地が39年連続で最高額となる。
銀座の路線価は1平方メートルあたり4424万円で、全国平均は2.3%上昇。
能登半島地震被害地域では評価額を最大45%引き下げる措置が取られる。
相続税などを計算する際の基準となる路線価が公表され、全国平均は3年連続で上昇しました。
「39年連続で全国で最高額となった銀座の中心地、ハガキ1枚分の土地で約65万円になるということです」(記者)
全国で路線価が最も高かったのは、東京・銀座の鳩居堂前で、去年より3.6%上昇し、1平方メートルあたり4424万円でした。全国平均は去年に比べ2.3%上がり、3年連続の上昇となりました。
「国内消費、インバウンド消費、両方が回復してきているというところが背景の1つだと思います」(都市未来総合研究所 湯目健一郎主席研究員)
一方、能登半島地震で被害を受けた地域については、税負担を軽くするために評価額を最大で45%引き下げる措置がとられます。(ANNニュース)