低温物流大手リネージュ、30億ドル超規模の米IPO目指す-関係者

AI要約

米国の低温物流大手リネージュが30億ドル超を目指す新規株式公開(IPO)を計画している可能性がある。

リネージュは最大35億ドルの規模を目指し、上場は今年最大規模のものとなる可能性がある。

具体的な評価や時期は決まっておらず、ミシガン州に本社を構える同社はモルガン・スタンレーとゴールドマン・サックス・グループと協力している。

(ブルームバーグ): 米低温物流大手リネージュは、米国で30億ドル(約4700億円)超規模の新規株式公開(IPO)を目指している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。今年最大規模の上場となる可能性がある。

IPOは最大35億ドル規模に達する可能性もあると、情報は部外秘だとして関係者の一部が匿名を条件に語った。ミシガン州に本社を置くリネージュは、7月にも上場の可能性があると関係者の1人は明かした。

リネージュはIPOに際し、企業価値300億ドル以上の評価を目標にしており、モルガン・スタンレーとゴールドマン・サックス・グループと協力していると、ブルームバーグ・ニュースは昨年報じていた。

協議は継続中で、上場の規模や時期について最終的な決定は下されていないと関係者は説明。リネージュの担当者はコメント要請にすぐには応じなかった。

30億ドル規模のIPOとなれば、米国では52億ドル規模となった昨年9月のアーム・ホールディングス以来最大。

原題:Cold Storage Firm Lineage Is Said to Seek $3 Billion-Plus in IPO(抜粋)

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