セダンなきアウディA4後継の主役となる!これが「S5スポーツバック」次世代型だ

AI要約

アウディが次世代型A5ファミリーのプロトタイプを開発中で、V6ガソリンターボチャージャーエンジンを搭載し、マイルドハイブリッドテクノロジーを採用している。

現行のA4はA5に変わり、以降、偶数番号は電気自動車、奇数番号は内燃機関自動車としてラインナップされる。A5はセダンが廃止され、スポーツバックとA5アバントが主役となる。

新生S5はMLB Evoプラットフォームを採用し、375psのパワーを持つV6ガソリンターボチャージャーエンジンを搭載している。2024年後半にワールドプレミアが予定されている。

セダンなきアウディA4後継の主役となる!これが「S5スポーツバック」次世代型だ

アウディが現在開発を進める、主力モデル「A5」ファミリー次世代型プロトタイプをカメラが捉えた。

マイルドハイブリッドテクノロジーの助けを借りることにより、V6ガソリンターボチャージャーエンジンがこの世代でも継続。最高出力は375ps程度まで向上し、そのパワーはオートマチックトランスミッションを介して4輪すべてに送られることは間違いない。

もうご存知の方も多いと思うが、現行のアウディA4は新世代でA5に変わる。アウディは電気自動車に偶数番号を付け、内燃機関自動車には奇数番号が使用するため、A4のラインナップはA5にリネームされるのだ。もちろん、パフォーマンスモデルも同様で、S4がS5になるということになる。同時に、A5に変わることにより、長年A4に設定されていた「セダン」は消滅し、クーペ風の「スポーツバック」が主役となり、派生ワゴン「A5アバント」とともにラインナップされる。

アルプスで捉えたプロトタイプは、カモフラージュがかなり削ぎ落とされており、現行型A5とかなり似ている。しかし、フラッシュドアハンドル、アウディの最新のセグメントLEDヘッドライト、車を低く見せる幅広で浅いグリルなど様々な進化も見てとれる。

また今回捉えたプロトタイプはパフォーマンス「S5」であるため、ワイドになったグリル内部には大きなメッシュパターンを備え、フロントバンパーの各コーナーには垂直のインテークが配置されている。

側面では厚めのサイドスカート、後部にはS5の特徴である円形クワッドエキゾーストパイプがインストールされている。またコンパクトなトランクリッドスポイラーや左右LEDテールライトをつなぐ水平ライトバーと思われるものが確認できる。

新生S5は「MLB Evo」プラットフォームの進化系を採用、スペック関して明確な情報はないが、マイルドハイブリッドテクノロジーの助けを借りることにより、V6ガソリンターボチャージャーエンジンがこの世代でも継続されるだろう。また最高出力は375ps程度まで向上し、そのパワーはオートマチックトランスミッションを介して4輪すべてに送られることは間違いない。

新生S5ファミリーのワールドプレミアは、2024年後半と予想されている。