タイ当局、タクシン元首相を不敬罪で起訴へ 王室侮辱の疑い

AI要約

タイ検察当局は、元首相タクシン氏を王室への不敬罪で起訴することを決定した。

タクシン氏は2015年の外国メディアとのインタビューが問題視され、コンピューター犯罪法にも違反した疑いが浮上している。

タクシン氏は不法行為を否定しており、弁護士は不敬罪に関するインタビューの信憑性を疑問視している。

タイ当局、タクシン元首相を不敬罪で起訴へ 王室侮辱の疑い

Panu Wongcha-um Panarat Thepgumpanat

[バンコク 29日 ロイター] - タイ検察当局は29日、タクシン元首相を王室を侮辱したとして不敬罪の疑いで起訴すると明らかにした。

2015年に外国メディアと行ったインタビューが問題となっており、コンピューター犯罪法に違反した疑いもあるという。

検事総長報道官は「タクシン氏を全ての容疑で起訴することを決定した」と述べ、6月18日に同氏は出廷する必要があると語った。

タクシン氏は不法行為を否定している。同氏の弁護士は、王室への侮辱行為があったとされるインタビューの信憑性に疑問を呈した。