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駐日台湾代表「中国の横暴な行動には正当性がない」 台湾包囲の中国軍演習を非難
台湾の駐日大使に相当する台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表が24日、中国軍の台湾周辺での軍事演習を非難しました。
謝長廷代表は中国の行動を正当性がないと指摘し、演習が武力行使の脅威となり、地域の安定を乱すと述べました。
また、演習の即時中止を求めるとともに、国際社会との連携が民主主義を守る上で重要だと訴えました。
![駐日台湾代表「中国の横暴な行動には正当性がない」 台湾包囲の中国軍演習を非難](/img/article/20240524/66506f0c61324.jpg)
台湾の駐日大使に相当する台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表が24日、都内で会見し、中国軍が台湾を包囲するように行う軍事演習について「正当性がない」と非難しました。
台北駐日経済文化代表処 謝長廷 代表
「中国の横暴な行動には、まったく正当性がなく、われわれはこれについて非難するとともに、遺憾の意を表す」
謝長廷代表は中国軍が軍事演習を実施したことについて「台湾の人々を恫喝した。これはすでに武力による一方的な現状変更の行動だ」「アジア太平洋地域の安定を破壊し周辺国との間に緊張をもたらす」と非難しました。
そして、演習を直ちに中止するよう求めるとともに、民主主義の価値観を守るために国際社会が台湾と協力していくことの重要性を訴えました。