米エヌビディア決算 市場予想上回る増収増益 生成AI普及で画像処理半導体の需要が好調
エヌビディアの決算で売上高と純利益が市場予想を大幅に上回り、画像処理半導体の需要が急拡大していることが伺える。
日本の半導体関連企業にも期待感が高まり、日経平均先物が上昇した。
生成AIの普及が背景にあり、今後の展望も明るい。
アメリカの大手半導体メーカーエヌビディアが先月までの3か月間の決算を発表し、市場予想を上回る大幅な増収増益となりました。
エヌビディアの先月までの3か月間の決算で売上高は前の年の同じ時期と比べて3.6倍の260億4400万ドル=日本円でおよそ4兆800億円でした。
純利益は7.3倍の148億8100万ドル=およそ2兆3300億円で、いずれも市場予想を上回り大幅な増収増益となりました。
また、5月から7月までの売上高は280億ドル=およそ4兆3900億円との見通しを示しました。
生成AIが急速に普及する中、開発に不可欠な画像処理半導体の需要が好調で収益が急拡大しています。
エヌビディアの決算発表を受けて、日本の半導体関連企業の業績にも期待感が高まり日経平均先物が一時、200円以上上昇しました。