〔東京株式〕値を消す=様子見ムード(21日後場中盤)

AI要約

日経平均株価は寄り付き後の上昇幅が縮小し、徐々に値を消す動きを見せた。

値下がり銘柄数が増加し、エヌビディアの決算待ちムードの中、積極的な売買が少ない。

日中は重い上値だが底堅い動きを示し、米ハイテク株の影響や材料難に苦しむ展開となった。

 (13時35分)日経平均株価は寄り付き後の上昇幅が徐々に縮小し、値を消している。東証プライム市場の値下がり銘柄数は53%に拡大した。22日に発表される米半導体大手エヌビディアの決算を見極めようと様子見ムードが広がり、積極的な売買が手控えられている。

 (後場寄り)日経平均株価の午後の取引は、前日比97円65銭高の3万9167円33銭で始まった。目立った材料に乏しく上値は重いものの、底堅い動きを見せている。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の取引は、前日比66円23銭高の3万9135円91銭で終了した。寄り付き後は、米ハイテク株上昇を受け半導体関連株の一角に買いが入ったが、その後は材料難で伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)は、4.53ポイント高の2772.57で終了した。

 49%の銘柄が値上がりし、47%が値下がりした。出来高は8億0189万株、売買代金は2兆0479億円。

 業種別株価指数(33業種)は保険業、石油・石炭製品、電気・ガス業が上昇。銀行業、不動産業、鉱業が下落している。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は反落。出来高3億2019万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreは下落した。

 (10時10分)日経平均株価は寄り付きからの買いが一巡しプラス圏でのもみ合いが続いている。半導体関連株の一角や昨日好決算を発表した東京海上 <8766> などが買われ、銀行株や不動産株は下落している。

 (寄り付き)日経平均株価は、前日比162円48銭高の3万9232円16銭で始まった。前日に米ハイテク株が上昇した流れを引き継ぎ、半導体関連株などが買われている。