仏外務省「ICCの独立性支持」 イスラエル首相らの逮捕状請求受け

AI要約

ICCのカーン主任検察官がイスラエルのネタニヤフ首相やハマスの指導者らの逮捕状を請求

フランス外務省はICCの独立性を支持する声明を発表

フランスはICCの独立性と不処罰に対する闘いを支持、ハマスの反ユダヤ主義的な殺人を非難

仏外務省「ICCの独立性支持」 イスラエル首相らの逮捕状請求受け

【AFP=時事】国際刑事裁判所(ICC)のカリム・カーン(Karim Khan)主任検察官が戦争犯罪などの疑いでイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相やイスラム組織ハマス(Hamas)の指導者らの逮捕状を請求したのを受け、フランス外務省は20日、ICCの独立性を支持する声明を発表した。

 声明は、「フランスはICCおよびその独立性、またあらゆる状況下での『不処罰』に対する闘いを支持する」としている。

 その上で、昨年10月7日にハマスが実行した拷問や性暴力を伴う「反ユダヤ主義的な殺りくを非難」し、またイスラエルについても「国際人道法の厳格な順守」を求め、「特に(パレスチナ自治区)ガザ地区(Gaza Strip)での容認できないレベルの民間人の犠牲と人道的アクセスの不足」を警告したとしている。【翻訳編集】 AFPBB News