台湾総統就任式に就任した超党派議員団、頼清徳総統と昼食会 厚遇ぶりアピール

AI要約

台湾の新総統・頼清徳氏が日本の議員団と昼食を共にする厚遇を示し、日本との親密さをアピール。

超党派の日華議員懇談会が過去最大規模で31人が台湾を訪問し、就任式に出席。

日台関係の重要性を強調し、将来的な関係強化や交流を模索する動きがある。

台湾の新たな総統に就任した頼清徳氏は、就任式直後の昼食を日本の議員団と共にするという破格の厚遇ぶりを見せ、日本との親密さをアピールしました。

自民党や立憲民主党など超党派の国会議員で構成される「日華議員懇談会」は今回、過去最大規模となる31人で台湾総統の就任式に出席。

古屋圭司議員懇談会会長は、この人数の国会議員が台湾を訪問したことについて「非常に大きな意義がある」としたうえで、就任式の終了後、日本の訪問団だけを対象に総統との昼食会が開催されたことを明らかにしました。

日華議員懇談会 古屋圭司 会長

「日台関係の信頼と絆の深さを象徴していると思います」

昼食会で頼総統は、「お互いに困ったときに助け合える関係こそが真の友だ」「今後、日台関係をさらに強化することが必然である」と訴えたということです。

古屋会長は「中国の脅威が増しているのは事実で日台関係はこれまで以上に重要になってくる」と強調。

今後、TPP=環太平洋パートナーシップ協定への台湾の加盟の後押しや、日本から台湾への修学旅行を増やすなどの人的な交流も含め、関係を強化する考えを頼新総統に伝えたとしています。