台湾新総統が就任 頼清徳氏、対中関係は「現状維持」 民進党が初の3期連続政権

AI要約

台湾民進党の頼清徳主席が第16代総統に就任した。

同一政党が3期連続で政権を担うのは初めてのこと。

頼氏は就任演説で中台関係の「現状維持」路線を改めて表明した。

 【台北時事】台湾民進党の頼清徳主席(党首、64)は20日、同党の蔡英文氏(67)の後任として第16代総統に就任した。

 1996年の直接選挙導入後、同一政党が3期連続で政権を担うのは初めて。頼氏は就任演説で、中台関係について統一も独立も唱えない蔡氏の「現状維持」路線の継承を改めて表明するとみられる。