スリランカで大統領選挙の投票始まる 経済危機で前政権が崩壊

AI要約

2022年、スリランカで行われた大統領選挙について。前政権の崩壊、経済危機からの立て直し、投票の開始と候補者の情報、投票結果の即日開票についてまとめられています。

経済危機や汚職などの問題に直面するスリランカで、政治の刷新を求める声が高まっており、野党候補がリードしている状況が注目されています。

投票は日本時間の午後7時半に締め切られ、即日開票される予定であり、新しい大統領の誕生が期待されています。

2022年、経済危機で前政権が崩壊したスリランカで21日、大統領選挙の投票が始まりました。

政治の刷新を求める声が強まる中、事前の世論調査では野党候補がリードしています。

スリランカでは2年前、深刻な経済危機から反政府デモが激化し、当時のラジャパクサ大統領が国外に逃亡して政権が崩壊しました。

長年、ラジャパクサ一族が政治を支配してきたスリランカでは汚職や縁故主義がはびこっていて、今回の選挙では経済政策とともに政治の刷新が焦点となっています。

大統領選挙の立候補者は38人で、現地のシンクタンクIHPの投票意向調査によりますと、汚職根絶などを訴える野党・人民解放戦線(JVP)のディサナヤカ党首がリードしています。

現職のウィクラマシンハ大統領は、経済再建で一定の評価があるものの三番手となっています。

投票は日本時間の午後7時半に締め切られ、即日開票される予定です。