通信機爆発で安保理開催へ 国連総長、紛争拡大に懸念

AI要約

国連安保理がレバノンでの通信機器爆発を協議する緊急会合を開くことを決定

国連事務総長が中東での紛争拡大への懸念を表明し、ガザでの戦闘停止を呼びかけ

アルジェリアが緊急会合を要請したことが明らかになる

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は18日、レバノン各地で相次いだ通信機器爆発を協議する緊急会合を20日午後(日本時間21日早朝)に開くと決めた。国連のグテレス事務総長は記者会見で、中東で紛争が拡大する「深刻なリスク」だと懸念を示し「事態の悪化を防ぐため、あらゆる手段を講じる必要がある」と呼びかけた。

 グテレス氏は、レバノンでの爆発はパレスチナ自治区ガザでの戦闘と関係があることは「明らかだ」と述べ、ガザでの戦闘停止が必要だと訴えた。

 安保理でアラブ諸国を代表するアルジェリアが緊急会合を要請した。