ヒズボラの通信機器が相次いで爆発 9人死亡、2800人負傷 レバノン

AI要約

レバノン各地で17日、ヒズボラのポケットベルが相次いで爆発。9人死亡、2800人負傷。

ヒズボラはイスラエルを非難し、報復を宣言。

イスラエルはコメントしていないが、ハマスとの紛争が関連している可能性。

【AFP=時事】レバノン各地で17日、イスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)のメンバーらが使用しているポケットベル(ポケベル)型の小型通信機器が相次いで爆発し、少なくとも9人が死亡、約2800人が負傷した。イランの支援を受けるヒズボラは、イスラエルの仕業だと非難している。

 レバノンのフィラス・アビアド(Firass Abiad)保健相は、この爆発で「少女1人を含む9人が死亡した」と発表。さらに約2800人が主に顔や手、腹部などを負傷し、うち約200人は重体だと説明している。

 イスラム組織ハマス(Hamas)とも同盟関係にあるヒズボラは、イスラエルは「この罪深い攻撃に対する正当な報いを必ず受けることになる」と報復を宣言した。

 イスラエルは爆発についてコメントしていない。だがこれに先立ち、ハマスとの紛争の目標に、ヒズボラとの交戦で避難するレバノンとの国境地帯の住民の機関を含めると発表していた。【翻訳編集】 AFPBB News