レバノンでまた一斉爆発、ヒズボラの無線機 3人死亡との情報

AI要約

ベイルート近郊や各地でヒズボラ戦闘員が使用していた無線機が一斉爆発、3人死亡数十人負傷

ヒズボラのポケットベルも爆発、17日に12人死亡、3000人負傷

葬儀中にも爆発、17日にイスラエルに攻撃を非難し、報復を示唆

レバノンでまた一斉爆発、ヒズボラの無線機 3人死亡との情報

[ベイルート 18日 ロイター] - レバノン治安筋などによると、首都ベイルート近郊や各地で18日、イスラム教シーア派組織ヒズボラ戦闘員が使用していた無線機が一斉爆発した。

国営通信などは、少なくとも3人が死亡、数十人が負傷したと伝えている。

レバノンでは17日にもヒズボラの戦闘員らが利用していたポケットベルの爆発が相次ぎ、子ども2人を含む12人が死亡、3000人近くが負傷した。

18日に起きた爆発のうち少なくとも1回は、17日の爆発で死亡した人々の葬儀が行われていた会場付近で発生した。

治安筋によると、ヒズボラはこの日爆発した無線機を5カ月前に購入。17日に爆発したポケットベルの購入とほぼ同時期という。

レバノンは17日、通信機器の一斉爆発をイスラエルによる攻撃と非難し、報復を示唆。18日にはイスラエルの砲兵陣地をロケット弾で攻撃したと発表した。