トルコ、ヨルダン川西岸の女性活動家死亡で捜査 国際逮捕状請求へ

AI要約

トルコは、イスラエル占領下のヨルダン川西岸でトルコ系米国人活動家がイスラエル軍に射殺された事件の捜査を進め、国際逮捕状を請求する方針を明らかにした。

トルコは殺害に関する証拠を持ち、捜査を進めている。外務省は殺害したイスラエル兵が処罰を受けるよう努力すると述べた。

イスラエルは自国の兵士が発砲した可能性を認めつつも、殺害の意図はなかったと主張している。

トルコ、ヨルダン川西岸の女性活動家死亡で捜査 国際逮捕状請求へ

[イスタンブール 12日 ロイター] - トルコは12日、イスラエル占領下のヨルダン川西岸でトルコ系米国人活動家アイセヌル・エズギ・エイギさん(26)がイスラエル軍に射殺されたとみられる事件の捜査を開始し、国際逮捕状を請求する方針だと明らかにした。

ユルマズ・トゥンチュ法相は検察当局が捜査していると述べ、トルコは殺害に関する証拠を持っており国際逮捕状を請求すると説明した。

外務省は、エイギさんが「パレスチナ人との連帯を示して平和的なデモに参加していたところ、複数のイスラエル兵に故意に狙われ殺害された。われわれはこの犯罪が処罰を免れることがないよう全力を尽くす」と述べた。

イスラエルは、自国の兵士が発砲した可能性が高いが、殺害の意図はなかったと主張している。