バイデン氏、イスラエルに「完全な説明責任」要求 米女性殺害で

AI要約

バイデン米大統領は、ユダヤ人入植地拡大に反対するデモ参加者が射殺された事件に関し、イスラエルにさらなる努力を求める声明を発表した。

バイデン氏はエイギさんの死を受け入れがたいとし、イスラエルに完全な説明責任を果たすよう要求しつつ、同様の事件が二度と起こらないよう求めている。

トルコとパレスチナ当局者が発表したところによると、エイギさんは入植地拡大に反対するデモ中にイスラエル軍に射殺されたと報じられている。

バイデン氏、イスラエルに「完全な説明責任」要求 米女性殺害で

[ワシントン 11日 ロイター] - バイデン米大統領は11日、ユダヤ人入植地拡大に反対するデモ参加者が射殺されるような事態が二度と起こらないようイスラエルはさらなる努力を行う必要があるとの見解を示した。

バイデン氏は声明で、殺害された米国籍のアイセヌル・エズギ・エイギさんの死は「全く受け入れられない」と言明。イスラエルはエイギさんの死について責任を負っており、「完全な説明責任が果たされなければならない。そしてこうした事件が二度と起こらないようさらなる努力を行う必要がある」と述べた。

トルコとパレスチナの当局者は6日、ユダヤ人入植地拡大に反対するデモに参加していたエイギさんがイスラエル軍に射殺されたと発表。イスラエル軍はエイギさんは間接的に意図せず撃たれた可能性が高いとしている。