戦争終結へ、対ロシアで圧力必要 大統領、各国の連帯要請

AI要約

ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアとの戦争終結に向けて連帯を呼びかけ、プーチン大統領に圧力をかける必要性を強調した。

ゼレンスキー大統領はバイデン米大統領に計画案を伝える方針であり、G7や主要支援国にも情報を共有する意向を示した。

対ロ交渉に備えてウクライナは軍事的優位を確保し、平和実現のためプーチン氏に圧力をかける方法を検討している。

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は6日、自国の勝利による戦争終結に向けてロシアを交渉の席に着かせるには、各国が連帯してプーチン大統領に圧力をかける必要があると述べた。イタリア北部チェルノッビオで開かれたフォーラムで演説した。対ロ交渉に備えて、ウクライナは軍事的優位を確保しなければならないと強調した。

 戦争終結の計画案を9月にバイデン米大統領に伝える方針を示しているゼレンスキー氏は「プーチン氏にどう圧力をかけて、平和実現へ何をすべきか」を提示するとして、米国以外の先進7カ国(G7)と主要支援国にも伝達すると明らかにした。