米暗号資産業界、ハリス氏の資金集めイベント開催へ 9月13日
暗号資産業界が民主党候補ハリス副大統領を支援する資金集めイベントを開催
目標調達額は小さいものの、暗号資産業界内でハリス氏支持が広がりつつある
ハリス氏が大統領になった場合、規制緩和への期待もある
Hannah Lang
[30日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)の投資家や業界幹部が、米大統領選の民主党候補ハリス副大統領を支援する資金集めのイベントを9月13日にワシントンで開催する。少なくとも10万ドルの調達を目指す。
ブロックチェーン財団のエグゼクティブディレクターで主催者の一人であるクリーブ・メシドール氏は、このイベントのチケットは500ドルから5000ドルだと語った。
ハリス氏が民主党候補になって以降に集めた数億ドルに比べると、同イベントの目標調達額はわずかだが、暗号資産業界内では友好的な政策を公約することで大口献金者を取り込もうとしてきた共和党候補のトランプ前大統領ではなく、ハリス氏を支持する動きが出ている。
主催者には法律事務所ウィルマーヘイルのブロックチェーン&暗号資産ワーキンググループ共同議長ティファニー・スミス氏らも含まれる。ハリス氏が大統領になり、暗号資産に対する規制を緩和することに期待している。
この団体はハリス氏の陣営とは無関係で、陣営はコメント要請に応じなかった。
同じくハリス氏を支持する新たな暗号資産擁護団体「Cypto4Harris(クリプト・フォー・ハリス)」も、資金集めのイベントを計画している。