ガザ境界軍駐留で対立 国防相が反対、ネタニヤフ首相と溝 イスラエル

AI要約

パレスチナ自治区ガザの停戦交渉で、ガラント国防相がイスラエル軍駐留継続に反対していることが報じられた。

ネタニヤフ首相とガラント国防相の間で駐留継続についての溝が深まり、治安閣議では非難の応酬が行われた。

停戦交渉では、イスラエルとハマスの対立が続いており、エジプトも駐留に反対する立場をとっている。

 【イスタンブール時事】パレスチナ自治区ガザの停戦交渉で、米ネットメディア「アクシオス」は30日、ガザとエジプト境界地帯へのイスラエル軍駐留継続にガラント国防相が反対していると伝えた。

 駐留に固執するネタニヤフ首相との溝は深く、29日に開かれた治安閣議で非難の応酬になったという。

 停戦交渉では、駐留継続を求めるイスラエルと、ガザからの軍の完全撤退を主張するイスラム組織ハマスが対立。仲介役のエジプトも駐留に反対し、交渉進展を阻む争点となっている。