イスラエル軍、人質1人をガザ地区のトンネルから救出と発表

AI要約

イスラエル軍がガザの地下トンネルから誘拐された人質を救出

救出された人質は病院で検査を受け、容体は安定

イスラエル軍によって救出された人質は8人目、一部報道では人質が自力で逃れたとも

イスラエル軍、人質1人をガザ地区のトンネルから救出と発表

イスラエル軍は27日、昨年10月7日のイスラム組織ハマスの襲撃で誘拐されたベドウィン(アラブ)系イスラエル人の人質を、ガザの地下トンネルから救出したと発表した。

声明によると、カイド・ファルハン・アルカディさん(52)は、イスラエル国防軍(IDF)とイスラエル総保安庁(シンベト)による「ガザ地区南部での複雑な作戦」で救出された。

一方で、「人質の安全や部隊の安全、国家安全保障を考慮し、これ以上の詳細は公表できない」とした。

ガザでの戦争が始まって以来、イスラエル軍によって救出された人質は、アルカディさんで8人目。アルカディさん病院で検査を受けており、容体は安定しているという。

一方、イスラエル紙ハアレツは、アルカディさんは救出される前に自力で拘束から逃れていたと報道。イスラエル兵は、アルカディさんが他の人質と一緒に拘束されていたかどうかを把握しようとしたと伝えた。

ルーシー・ウィリアムソン中東特派員が報告する。