米国務長官、エジプト大統領と会談 ガザ停戦交渉の前進目指す

AI要約

米国務長官がエジプト大統領と会談し、ガザ停戦協議の進展に向けた方策を協議。

エジプト大統領はガザの戦火拡大リスクを警告し、停戦が二国家解決の始まりである必要性を強調。

ブリンケン氏は停戦協議の進展を訴えるも、意見の対立は依然として残る。

米国務長官、エジプト大統領と会談 ガザ停戦交渉の前進目指す

[カイロ 20日 ロイター] - 中東訪問中のブリンケン米国務長官は20日、パレスチナ自治区ガザ停戦協議の仲介役を務めてきたエジプトのシシ大統領と会談し、交渉を進展させる方策を協議した。エジプト大統領府が発表した。

シシ大統領は、ガザの戦火が「想像もできない」形で地域的に拡大するリスクがあると警告。「ガザでの停戦は、パレスチナ国家のより広範な国際的承認と二国家解決の始まりでなければならない。これがこの地域の安定を基本的に保証するものだからだ」と述べた。

ブリンケン氏はカイロ訪問で、今週後半に予定されているガザ停戦協議で進展が見込める分野を訴えた。交渉の主要争点では意見の対立が解消されていない。