前米下院議員、罪認める 相次いだ疑惑、除名処分も

AI要約

政治献金を私的に流用したなどとして起訴されたジョージ・サントス前米下院議員は、司法取引に応じ、詐欺と個人情報窃取の罪を認めた。

来年2月に量刑が言い渡され、禁錮2年以上の実刑が科される見込み。

ウォール街勤務など華やかな経歴で注目されたサントス被告は、虚偽の経歴や失業手当の不正受給などの疑惑で起訴され、米下院から除名処分を受けた。

 【ニューヨーク時事】政治献金を私的に流用したなどとして起訴されたジョージ・サントス前米下院議員(36)は19日、司法取引に応じ、詐欺と個人情報窃取の罪を認めた。

 来年2月に量刑が言い渡され、禁錮2年以上の実刑が科される見込み。

 2022年に共和党から初当選したサントス被告は、ウォール街勤務など華やかな経歴で注目されたが、その多くが虚偽だったことが発覚。失業手当の不正受給など疑惑が相次いで浮上し、23年5月に起訴された。同12月には米下院史上6人目となる除名処分を受けた。