ウクライナとロシアの停戦交渉 越境攻撃で頓挫と米報道

AI要約

ウクライナとロシアの停戦交渉が、ウクライナ軍による越境攻撃で頓挫したと報じられている。

交渉はカタールの仲介でエネルギー関連施設への攻撃停止を目指して進められていたが、ウクライナの越境攻撃により延期された。

ウクライナは交渉の意向を示すものの、越境攻撃が続く中で不透明な状況である。

ウクライナとロシアの停戦交渉 越境攻撃で頓挫と米報道

 ウクライナとロシアの間で部分的な停戦に向けた交渉が進められる予定が、ウクライナ軍による越境攻撃で頓挫したとアメリカメディアが報じました。

 ワシントン・ポストによりますと、ウクライナとロシアの代表団は8月、カタールの仲介で互いのエネルギー関連施設への攻撃を停止するため交渉する見通しでした。しかし、ウクライナがロシア領内への越境攻撃を仕掛けたことを受けて、ロシア側が「時間が必要だ」として延期を申し入れたと伝えています。

 ウクライナ側は越境攻撃の後も交渉の意向を示したものの、カタールが「有益なものにはならない」として拒否したとも報じています。

 ウクライナ大統領府はワシントン・ポストに対し「交渉はオンライン形式で22日に行われる」と説明していますが、ウクライナによる越境攻撃が続く中で実現するかは不透明です。(ANNニュース)