ガザ停戦交渉は来週、再協議へ 仲介国が共同声明 今後数日間で具体的内容を詰める見通し

AI要約

パレスチナ自治区ガザでの停戦交渉が続き、結論は先送りになった。アメリカ・エジプト・カタールが停戦仲介に入るも、双方の要求に隔たりがあり、具体的な内容を詰める必要がある。

停戦や人質解放に向けた交渉は建設的な雰囲気で進められているが、まだ合意には至っていない。再協議のために来週末までにカイロで会合を開くことが決定された。

3カ国は、人質と拘束者の解放、停戦の開始、合意の実行を緊急課題と位置づけており、早急な決定を求めている。

ガザ停戦交渉は来週、再協議へ 仲介国が共同声明 今後数日間で具体的内容を詰める見通し

パレスチナ自治区ガザでの停戦に向けた2日間にわたる交渉は16日に終了し、今後も協議を継続し、来週末までにあらためて会合を開いて、合意を目指すことになりました。

パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスによる戦闘終結を目指し、カタールの首都ドーハでは、15日から停戦交渉が続いています。

停戦を仲介するアメリカ・エジプト・カタールの3カ国は16日に共同声明を発表し、停戦と人質解放に向けた協議は建設的で前向きな雰囲気の中で行われたものの、合意に向けては双方の要求に隔たりがあり、今後、数日間かけて具体的な内容を詰めたうえで、来週末までにエジプトの首都・カイロで再協議して合意を目指すとしています。

3カ国は声明で、「今こそ人質と拘束者を解放し、停戦を開始し合意を実行に移す時だ」と強調しています。