ガザで25年ぶりポリオ感染 国連、ワクチン接種で即時停戦呼びかけ

AI要約

パレスチナ自治区ガザで生後10カ月の乳児がポリオ感染を確認。

25年ぶりのポリオ症例で、ウイルスは下水から検出された。

感染が確認された乳児は、ポリオワクチンを接種していなかった。

ガザで25年ぶりポリオ感染 国連、ワクチン接種で即時停戦呼びかけ

 パレスチナ自治区ガザで、生後10カ月の乳児のポリオ感染が確認されたとパレスチナの保健当局が16日発表した。世界保健機関(WHO)によると、ガザ地区では25年間、ポリオの症例はなかった。AFP通信などが伝えた。

 ポリオウイルスは非常に感染力が強く、便などを介して主に乳児が感染し、手足にまひを引き起こす。WHOは7月30日、ガザの下水から、ポリオウイルスが検出されたと発表していた。

 パレスチナ保健当局によれば、今回、感染が確認された乳児はポリオワクチンを接種していなかったという。