ガザ停戦協議開始も攻撃やまず、民間人死者4万人超に
ガザ停戦交渉がドーハで始まる。
イスラエル軍がガザを攻撃、保健当局は民間人死者4万人を超えたと発表。
交渉は継続される可能性が高く、合意には至らず。
Andrew Mills Nidal al-Mughrabi
[ドーハ/カイロ 15日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザでの停戦を巡る交渉が15日午後、カタールの首都ドーハで始まった。当局者が明らかにした。非公開の会合には、イスラエル情報機関モサドのバルネア長官、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官や米ホワイトハウスのブレット・マクガーク中東政策調整官らが出席する。
米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、協議が正式に始まったことを確認。ただ、15日中に合意に達する可能性は低く、16日も継続される可能性が高いとの見方を示した。
交渉について説明を受けた別の当局者はロイターに対し、協議は進行中だと語った。
交渉団がカタールに到着した後も、ガザでは戦闘が続いている。イスラエル軍はこの日もガザ最南部ラファやハンユニスを攻撃した。
ガザの保健当局は域内の民間人死者数が4万人を超えたと発表した。