ガザ停戦交渉が再開 米仲介、緊張緩和狙う

AI要約

米国など3カ国が仲介するガザの停戦交渉が再開。停戦交渉はイスラエルとハマスとの間接交渉になる見通し。

4万人超のパレスチナ人が死亡しているガザで戦闘が続く中、地域の緊張を緩和し、イランとの紛争拡大を防ぐ狙いもある。

ジャンピエール米大統領報道官は進展を期待し、CIAの関係者が交渉に参加。

 【エルサレム、ワシントン共同】米国など3カ国が仲介するパレスチナ自治区ガザの停戦交渉が15日、中東カタールの首都ドーハで再開した。ロイター通信が伝えた。3カ国がまずイスラエルと協議し、その後にイスラム組織ハマスと協議する時間差での間接交渉となる見通し。戦闘が続くガザでは4万人超のパレスチナ人が死亡。停戦交渉には地域の緊張を緩和し、イランとイスラエルとの紛争への拡大を防ぐ狙いもある。

 ジャンピエール米大統領報道官は14日、停戦交渉の「進展を期待する」と表明した。中央情報局(CIA)のバーンズ長官とマクガーク中東調整官が交渉に参加する。