北朝鮮が今年12月に正式に観光再開か 中国の旅行会社が発表 金正恩総書記が視察の三池淵市など

AI要約

中国の旅行会社が北朝鮮側から12月から観光再開の通知を受けた。

三池淵市が北朝鮮の観光再開地として選定され、金正恩総書記が視察を行っている。

北朝鮮は新型コロナの影響で国境を封鎖していたが、外国人の入国を許可している。

北朝鮮旅行を扱う中国の旅行会社が「今年12月から観光を正式に再開する」と北朝鮮側から通知されたと明らかにしました。

北朝鮮旅行を扱う中国の旅行会社「コリョツアー」は14日、北朝鮮側から「今年12月に三池淵市の観光を正式に再開し、その後、ほかの地域でも受け入れる可能性がある」と通知があったとホームページ上で公表しました。正式な旅程などについては「今後数週間以内に発表されるとの連絡があった」としています。

三池淵市は「革命の聖地」とされる白頭山の麓に位置し、先月、金正恩総書記が視察して、スキー場などの観光資源の開発を進める方針を示しています。

北朝鮮は新型コロナの感染拡大を受け、2020年1月に国境を封鎖していましたが、去年から外国人の入国を許可。今年2月以降、ロシアからの団体客を受け入れる一方で、中国からの観光客は受け入れていませんでした。